最近マレー半島や香港などで日本語をプリントしたTシャツが流行っています。 現地の人が見てかっこいいと思った字や絵などを適当にプリントしてあるので 日本語の理解出来る人にとっては可笑しいものがとてもたくさんあります。 例えば、マレーシアとタイの国境付近に居た女性が着ていたTシャツは、 激安ニュース&アイテムを探せ!!と書いてあり、その中央部分にはドクロマーク が描いてあり、その周りにダメージポイントと書いてあるのです。 さっぱり意味が分かりません。 さらに、タイのカオサン付近ではドラえもんのTシャツが売っていたのですが その下には「ドラえもん」とではなく「ペッタンシ」とデカデカと書いてありました。 ペッタンシなんて日本語聞いたことがありません。こんな旅の楽しみ方を出来る のは日本人だけです。まだまだ続く・・・ |
シンガポールは物価が高い、貧乏旅行者には見る所がないなど色々噂を 聞いていたが、僕には密かに楽しみにしているものがあった。それは、 言わずと知れたシンガポール随一?唯一?の観光名所?のマーライオン である。世界3大がっかり名所と言われているだけあって、期待を裏切 ることなく本当にがっかりさせてくれるのだろうか?という不安に近い 感情があった。たまに、口から水を吐いているというが、もし水を吸い 上げていたら、すげー感動しちゃうんだろうなーなんて馬鹿なことを考 えながら一路マーライオンを目指した。 「がっかりさせてくれなかったらどうしよう・・・」 「もしマーライオンを見て感動してしまったら・・・」 ふと気付くと自分が今何処にいるのかわからなくなっていた。地図では この辺なのだが。と思いながら歩いていると奴がいた。しかもさっき気付 かずに通り過ぎてしまっていた。それほどの存在だけにヤツは僕の期待を 裏切ることなく、こんなにも身構えていたのに僕をがっかりさせてくれた。 がっかりしているのに、こんなに安心して嬉しかったことは生まれて初めてだ。 ヤツはビルの狭間でショボイ運河のような所にたたずんでいた。水も吐いていなかった。 そして僕は安心してシンガポールを後にした。シンガポール入国10時間後の出来事だ。 こんなにも印象の薄い国は、初めてだったのでそれがまた印象に残る国でした。 |