ペルーへの道のり(04/5/14)

はいこんにちはー
サラリーマンにも関わらず、4月2日なんて
年度始めの一番忙しそうなときに
地球の裏側、南米大陸、ペルーのマチュピチュ
9日間かけて行ってきました!

成田からヒューストン経由で24時間です!
長いです。ヒューストンまで12時間。
4、5時間待ち時間があり
ペルーの首都リマまで7時間のフライトです。

まじで長いです…。しかも僕はかなりの確率で飛行機の
「座席」がついていないんです。
特に長時間フライトの時に限って運が悪いのです。

そして僕の海外旅行史上最長のフライトとなった
今回もいつも通り天を味方につけられませんでした…

まず窓側3席の真中のシートでした。
真中だとトイレに行くにも気を使うし
窓の外も見えません。
しかしこんなことは運が悪い内には入りません。

運に突き放され始めた手始めは
僕の両サイドがインド人だったところからでした。

日本ーアメリカ路線なのにインド人に挟まれる…
この時点でちょっと怪しい香りを感じはじめました。

右隣のインド人は噛みタバコをクチャクチャかんでいます。
しかもペッペッとゲロ袋に噛みタバコのカスを吐き出します。
クチャクチャクチャ、ペッ。この連続。かなり耳障りです…。
そして飛行機の中なので焦ってもしょうがないのに
ずっと貧乏ゆすりをしています。全く落ち着きがありません。

一方左隣のインド人は、恰幅が良過ぎて狭いエコノミー席
の僕の領域を大幅に侵食してきます。それに伴い気温も上昇します。

さらにイヤホンで何かを聞きながらどえらく爆笑をしています…。
笑い声もうるさいのですが、爆笑して上体を揺らすので笑うたびに
座席が揺れて、全く落ち着けません…。
右から貧乏ゆすり、左から爆笑デブのゆらぎに挟まれての12時間…。
右から震度1の地震に、左からは震度5の地震に揺られている感じです。

悟りがひらける寸前でした。


しかし無事ペルーに辿りつき、ドタバタがあったものの
これまた無事にマチュピチュへ辿りつきました。

<マチュピチュ全景>


<喜びの跳躍>


時はあっというまに過ぎてペルーを旅してからの帰り道。


行きはとってもついていなかったのですが、帰りは
それ以上にキテました…。

まずはペルーの首都リマを夜23時55分出発の飛行機が
4時間遅れました。
深夜に空港の待合室で4時間待ちは結構辛いです。
しかも寝ちゃうと荷物とかなくなってそうなので
寝ることもできずひたすら読書と瞑想にふけりました。

そして眠くて眠くて爆睡寸前の状態で飛行機にのりました。
今回は通路側です!安心してトイレも行けるし伸びとかもできます。
しかし、隣が…。
赤ちゃんとそのお母さんでした。
4時間遅れて朝4時からのフライトに赤ちゃんのご機嫌はずっと斜め。
そして赤ちゃんは未納三兄弟を追及した菅直人級にお騒がせもので
ずーっと泣きまくりでした。

僕はすごく眠かったのですが、すぐ隣で泣きじゃくられ暴れられて、
ジュースや水などをこぼされまくられたら、のび太クラスの睡眠力
あったとしてもなかなか寝れないでしょう…。

ただひたすら寝ようとして寝れない修行僧のような7時間が過ぎました。
絶頂に朦朧とした状態でヒューストンにつきました。
本来ならここで4時間の乗換え時間があるのでちょっくら寝ちまおうと
思っていたのですが、リマで4時間飛行機が遅れたために、
ヒューストンでは全く乗り換え時間がなく、飛行機から飛行機まで
ダッシュで乗り換えトイレへ行く暇もありませんでした。

こうして駈け込んだヒューストンー成田間の飛行機の座席は

窓側でした…。

窓側だとトイレとかちょっと伸びとかしようと思って席にたつのも、
隣とその隣の人の前を通らなければいけないので申し訳ないし
めんどくさいなーと思ったのですが、事態はそんな生易しいものでは
ありませんでした。

僕の座ろうとする席の隣とその隣に座っていたのは
超デブな外人さん2名でした。二人とも超太っています。
こんなマンガでもおこらないようなミラクルがなんで僕に…。
つーか飛行機会社にお願いです。

フトッテルヒト、ナラベナイデクダサーイ


僕が座ろうとすると、通路側のおデブさんが一度出て、次に真中の席の
おデブさんが出ないと入れません。しかも相当太ってるので
出るのがすごくすごく大変そうです。
僕一人が座るためだけに席をたって動いただけで
ハァハァ肩で息をしながら(特に真中の座席の人)
汗びっしょりになっています・・・。

この様をみせつけられてしまったので、いざトイレに行きたくて
席をたとうとするときも、どうしてももれちゃう!
と言う感じじゃないと申し訳なくて席も立てません。

しかも、ホントに出たいのに、僕は小心者なので、
隣かその隣のおでぶちゃんが寝ていると起こしてまで出れません…。
トイレを我慢して乗った飛行機でさらには、13時間のフライトの中で、
1回しかトイレに行けませんでした・・・。

辛いペルー-ヒューストン間の7時間忍耐フライトの直後に
ヒューストン−成田間では、窓側の席に非意図的監禁状態
13時間のフライトを強いられたのでした…。

こうしてあまりに過酷なフライトで、24時間のフライト中は殆ど
寝れなかったために、無事解放された帰国当日夜は14時間の
時差も一切関係なく爆睡してしまい、帰国後1日たりとも時差ぼけに
悩まされることがなかったのでした。    
                (ペルー国内編へ続く:近日更新予定)