怒涛の就職活動編の続きです。僕の就職活動すら遊びの一環としてしまう
態度が吉と出るのか凶とでるのか・・・



そのJオ○クル


     学科の先輩二人が昨年受験して、二人とも落ちたということで、勝手に
リベンジマッチと位置つけての受験。

こんな理由なので、この会社がなにをしている会社かもわからずに
説明会を受けに、東京は有楽町にある「東京国際フォーラム」へ。

会場は、2000人くらい入ると思われるどでかいホールでした。
入り口で、受けつけを済ませると、なぞにオラ○ルのロゴの入った
「ミネラルウォーター」「リップクリーム」が配布されました。
就職活動に潤いを!とでも言いたいのでしょうか?わかりません。

せっかく配られた水も、「会場内では、飲めません」という放送が入り
ものすごく邪魔者に・・・。セミナー終了後、悲しくも満タンのペット
ボトルが会場のごみ箱を埋め尽くしていました・・・

そんなことはさておき、このセミナー。ど派手過ぎます!!
単なる企業の説明会なのに、ステージには、ギリシャの神殿のような
柱が4本ばかり立てられていました。しかも、司会者や人事のおっさん
が出てくる度に、音楽がなり、照明がピカピカして、盛り上げ?ます。

司会者の人が

「3階席のみなさーん!!聞こえてますかー?」

と呼び掛けたのに対し、僕の前に座ってた学生は

「はーぁぁぁあい!!」

と元気良く、手を挙げて答えていました。しかしその直後、司会者から
彼の存在を完膚なきまでに打ち消す一言が!!

「って聞いてみましたが、照明が当たってるんで、返事はおろか、
 人がいるのかどうかすらわからないんですよねー・・・」


そんなこんなで、ど派手な説明会は無事終了。その次は別の日に
筆記試験がありました。これはなんとか通過して、その次は
グループディスカッション(以下GD)でした。

そしてまた別の日にGDに行きました。そして、会社に行き始まるのを
待っている間に僕は、隣に座っている人に

「すいません。この会社ってなにやっているところなんですか?」

と聞いたのです。隣の人は、ここまで進んできてなにをいってるんだ!?
見たいな顔で僕を見ながらも、丁寧に

「データベースとそれをつかったコンサルです。」

と教えてくれました。しかし僕は

「データベースってなんですか?」

という超初歩的な質問をもう一回彼にしました。この企業の根幹を無視
するかのようなこの発言に彼もかなりの呆れ顔でしたが、優しくも

「エクセルの凄い版って考えておいたら?」

と教えてくれました。ここでやっとなんとなくこの企業のことが
わかってきました。さてこんな調子なのにGDスタート。
まぁGD自体はなんとなく終了。その後人事の人に質問コーナーみたい
なのがあったので、僕のいけない癖がついつい出てしまい(確信犯)

「すいません。この間の説明会の水はなんの意味があったんですか?」

「なんか派手過ぎるし、人数多過ぎるし、学生の立場を考えた説明
 会って感じではなかったんですが、誰が企画したんですか?」


なんて質問をこいちゃいました。すると人事の人が

「あれは、俺が企画した。俺らが楽しんでやりたいと思って
 ああいう形になった!!」


とかなり憮然として、額に青筋ぴくぴくさせて答えてくれました。

ということで、この会社。完全に落ちたと思っていたのですが
不思議に通過してしまいました。次は最終です。
で、最終試験は今度(5月13日)あるのですが、その時に必要なものが
写真付き履歴書 と 他己紹介書です。
他己紹介書というのは、あなたの事を他の人に紹介してもらいなさいって
いうことらしくA4一枚程度ならフリースタイルとのことです。

さて、まず履歴書ですが、前回のGDの時に人事の人が

「まず、自己紹介をしてください。
 しかし大学名は言わないように!聞きたくもないです」


と言っていたので、揚げ足を取るかのように、大学名等一切省きました。

次に他己紹介書は、ここの掲示板でも書きましたが、みなさんに色々書いて
貰ってそれを編集せずにそのまま、載せて持って行く事にしました。
さてさて、どうなることやら・・・楽しみのような不安なような。
(しかしなんでこの企業に対して僕はこんなにも挑戦的なんでしょうか?
 自分でも良くわかりません。)

こんな感じなので、このオラク○

電源を切る準備が出来ました。



そして案の定、この超挑戦的な男の訴えは退けられてしまい

全面敗訴

でした。ご協力頂いた方みなさん、申し訳有りません。
ちなみに皆様に書いて頂いた

他己紹介書

です。


そのKフ○フィルム


     この会社も全く持ってモチベなし。何故受けたかというと、学科の
同輩が理系の技術職で受けて、「なかなか感じが良かった」と言って
いたので、どんな感じなのかなぁ と思い書類提出。そしたらあれよ
あれよと選考が進んで行ってしまいました。

まずは、北海道で2回ほど面接をしたのですが、その2回目の面接の時
に、部活の話を聞かれて、つい熱くなり、止まらなくなり、ベラべラ
喋りまくってしまい、人事の人に

「わかった!わかった!君の言いたいことは、わかったから!!」

と制されました。これはいけない兆候です。ヒトリヨガリの自己満足
な面接となってしまいました・・・

しかし!!

「最後に何か質問は?」

と聞かれたので、

「御社は、デジカメも作ってまして、これからはデジカメが主流に
 なると、街のプリントショップとかの経営を圧迫すると思うので
 すが、そうすると御社が支援しているショップはどうなるのですか?」


と聞いてみました。すると人事の人は

「それはだねー、ベラベラベラベラベラベラベラベラ・・・・」

と雄弁にしゃべりだしたのは良かったのですが、そのまま止まらなくなり
10分ほど喋りまくってました。そして最後に

「ごめん。俺も喋り過ぎた・・・」

とちょっと凹み気味でした。そんなわけだったので、この面接も通過。

次は、東京に交通費を支給の面接でした。場所は南青山にある本社。
しかも15Fくらいにあり、眺めが最高。面接の時に、面接官の向こうに
広がる青山墓地やその周辺の景色に見とれてしまいました。

そして、面接後のテストと性格診断テストがあったのですが、この性格
診断テストが500問もあり、途中から遊びたくなってきて

「私には超能力がある」と言う設問に    はい● いいえ○

と、「はい」にマークしてしまったりしたので、結果は案の定です。

というわけなので ○ジフィルムは 新入社員に

超能力者はいらないらしいです。



いえ、実力で落ちました。(初★)
ていうかそんな質問するなよなーって思ってます。


そのL再起動後の○EC


     さて、これは○ECの続きです。先ほど書いたように、この会社は
謎にいきなり最終試験でした。で、品川プリンスに泊めてくれると
言うので、遠慮なく泊りに行きました。しかし品プリは大したホテル
ではなくて、なんかビジネスホテルって感じでした。但し、朝食券が
付いていて、¥1700と書いてあったので、これは¥1700分
たんまり食わねばと、貧乏根性がスイッチオン!

朝食バイキングは、和食も洋食もどっちも食べて、ジュースも数種類
飲み干し、コーヒーまで飲んでしまい、試験を前に食べ過ぎによる
体調不良を発病・・・

しかも部屋戻り、着替えて出かけようとすると、バスルームに置いて
あった髭剃りを発見。別に、そる必要がないくらいの長さだったので
すが、ここでも貧乏根性リスタート!

あるもんは使わにゃ損損ってことで、備え付けのT字髭剃りにて、
シェービング。そしたら,誤って、あごヒゲではなくあごヒフを剃っ
てしまい、集合時間が近いのに、出血多量・・・

ティッシュであごを必死に抑え、ホテルをチェックアウトしたのでした。

さて、いざ最終試験。出血も止まり、快調にスタート!!

まずは、どこでもあるような筆記試験。これは朝飯と違い、軽く消化ー。
次は、面接でした。

なにやら、部門別採用をしていて、僕はASPコースで、申し込んで
いたようでした。しかし、いつものことなのですが、ASPがなんなのか
わからずに、参加していたので、となりの人に面接直前に

「すいません。ASPってなんですか?」

と聞きました。彼は親切に

「アプリケーション・サービス・プロバイダーの略です」

と答えてくれたのですが、そのASPの業務内容を聞く時間がなくて
そのまま面接に突入・・・

*ASP(NE○のやってる BIGLOBEなるプロバイダーの
     会員数増加のための企画などをするところ。)


面接の順番は筆頭でした。そして面接官はなにやら、えらそうな
伯父様方が4人いらしてこちらは、ひとりでした。
さてさて、自己紹介などがつつがなく終わり、面接は佳境を迎えて
きました。質問内容は

「うちのASP事業部で何がしたい?又は何ができる?」

というものでした。しかし、ASPを理解していない僕は、全く
もって頓珍漢な答えを連発。プロバイダーに関してではなくて
アプリケーションという言葉が頭にあったので、色々な機能の
開発などのことをしゃべってました。そこで、人事の人が優しくも

「HPのコンテンツとかを工夫して契約者数を獲得していく
 ことに関しては、どう言う風に考えてるの?」


と助け舟をだしてくれたのですが、ASPを履き違えて理解していた
僕は、きっぱりと

「その分野は興味ありません!!

助け舟をボコボコにして火を放ち深海に沈めてしまったのでした・・・

これには一同さぞや驚いた事でしょう・・・自分で応募してきた職種で
しかもいきなりとはいえ最終なのに「興味ない」と断言するとは・・・

そんなこんなで、全くもって自然体で臨んだにも関わらず、大いなる
ネタをつくってしまいました。

僕の次に面接した人たちは、「かなり和やかな場だった」といってました。
そうでしょう。そうでしょう。僕がトップバッターとして、前説と
して、見を呈して、しっかりと場を暖めたのですから・・・

そんなこんなで、こんな適当な学生は、確実に落ちたと思ったと思った
のですが、最終試験翌日に、内定がでちゃいました。

いいんでしょうか・・・ 
興味ないって言い放つし、第一志望じゃないって言い放ってるのに・・・

以上。


そのMリクルート


     これは、リクルートとは直接は全く関係のないお話です。ただリクルートを
受けた後に、起きた話なので・・・

時は5月6日。ゴールデンウィークも終盤にさしかかった頃。
この日の僕は東京日帰りの予定でした。
朝早くの飛行機で東京に行き、昼から1時間ばかりの面接。そして無事終了。

本当ならこのまま帰っても良かったのですが、東京まで出てきてタダの日帰りは
もったいないと思い、Jリーグを見て帰ることにしました。
面接は、新橋で受けていたので、一番近いのは国立競技場でした。しかし面接終了
時間にちょうど試合が始まってしまってました。そこで次に近い横浜での試合時間
をみたらちょうど良さそうでした。

そこで、僕は大学サッカー部の同期で横浜に住んでる友人に電話をして、一緒に
行く事にしました。新横浜の駅で待ち合わせにしました。僕は東京からJRで行き
彼は市内から地下鉄でやってきました。

なんだかこの日はとっても電車が混んでました。しかも何故か皆、若い女性ばかり
でした。そして何故か皆、僕と同じく新横浜の駅で降りたのでした。
Jリーグってこんなに人気あったっけー?なんて疑問に思いながらホームの階段を
昇っていた時の事です。高校生くらいの女の子が

「チケット定価より安く売りまーす!!」

と叫んでいました。

Jリーグのある横浜国際競技場は、収容人員七万人なので、絶対当日券があると
思いましたが、定価より安く売ってくれるなら、この人から買ってもいいなと
思いました。そして、彼女の方へ歩を向けたのでした。

すると、手には茶封筒にチケットが入っていて、チケットの端っこの方が封筒から
ちょっとだけ出ていて「J」の文字が見えます。

そして、僕は彼女に

「すいません。チケット定価より安く売ってくれるんですよね?」

というと、

「えっ?はぁ・・・」

と、なんだか彼女の反応がイマイチ良くありません。おかしいなと思いつつも

「今日のチケットですよね?2枚欲しいんですけど・・・」

というと

「えっ?えっ?本当に買うんですか?」

って聞かれました。ので僕は、なんだよ俺には売りたくないのかよーと思いつつ

「えぇ買いますよ。だって定価より安いんですよね?」

って言うと、彼女の答えは

「えっ だって、ジャニーズJr・・・」

でした・・・。
そうです。封筒の端から見えていたのは、

Jリーグ の J

  ではなく

ジャニーズ の J

だったのです。 そして、周囲の若い女性陣は、
横浜国際で開催のJリーグではなく
横浜アリーナで開催のジャニーズJrのコンサートに行く人々なのでした。
これはかなり恥ずかしかったです。その後Jリーグを見に行くと、観客は
1万6000人だったので、当日券は、5万4000枚ほど余ってました。
この日、内定をもらい結構ウハウハだった僕ですが、あの女の子の
「お前、その顔でジャニーズかいっ!!」
っていう光線がギンギンで突き刺さらんばかり
の冷たい視線に内定の余韻を見事に消去され、
恥を上書き保存してきたのでした。



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もうちょい続きます。多分。